トリートメントの必要性を学ぶ

トリートメントの役割

平成の世に生まれ育った世代には想像しにくい話かもしれませんが、その昔、トリートメントは一般的ではありませんでした。
一般的ではない、というよりも存在そのものの記憶が無く、シャンプーといえばリンスが続くように、シャンプー&リンスがポピュラーな組み合わせだったのです。
それがいつの時代からか、リンスの存在が押し出されるように消えてしまい、トリートメントという存在が確固たる地位を築きあげました。
そもそもトリートメントとは、髪の傷みの原因となっている部分へ必要な栄養を補給し、傷みの進行を留めるものです。
トリートメントには、タンパク質やケラチンなどの栄養が含まれており、こうした栄養分を補給することによって、髪質の状態を維持、補修することができるのです。
しかし髪の毛というものは、毛先の枝毛が元に戻らないように、一旦傷んでしまった部分を完治させることはできません。
リンスからトリートメントに、そして今後トリートメントがいかなる進化を遂げたとしても、こうした症状を完治させることは難しいでしょう。
唯一の方法としては、傷んでしまった部分をカットし、毛根から生えてくる新しい髪の毛を健康な状態で伸ばすことです。
つまりトリートメントとは、あくまでも髪の毛の維持、補修が目的であり、根本的な傷みを改善させる力を持っているわけではないということです。

 

トリートメントの注意点

トリートメントは、市販化されているパッケージ(ボトル)の形状から、同類のシャンプーと同じような使用法をするものだと錯覚されがちですが、実際のところ、トリートメントとシャンプーでは、その使用法に大きな違いがあります。
シャンプーは髪の毛の汚れを落とし、また頭皮に付着した汚れを落とすものです。
しかしトリートメントは、髪の毛自体に作用させるものなので、原則として頭皮や首、肩周りなどの肌につけて良いものではありません。
使用する際にはこの点を充分に理解し、トリートメントが付着した頭皮や肌は、シャワーなどでよく洗い流すように心掛けて下さい。

 

トリートメントの使用法

実際にトリートメントを使用する際には、次の手順で行うことが理想的です。
第一に、トリートメントは頭皮から一番遠い部分である毛先から始めます。
髪の毛の傷みは、大半が毛先に集中していますので、健康である根本付近の髪の毛にトリートメントを使用する必要はないのです。
次に、毛先から徐々にトリートメントを髪の根元に向けていきますが、前述の通り、頭皮付近の髪の毛は栄養の行き届いた状態ですので、トリートメントの必要性はありません。そして数分間の時間を置き、シャワーで洗い流します。
この際に、頭皮や肌にヌルヌルした感触を覚える場合は、付着したトリートメント(シリコン)を綺麗に洗い流すようにして下さい。

 

アミノ酸シャンプーで、トリートメントいらず

このように、傷んだ髪の毛にトリートメントを続けていく行為は、日々、髪の毛を補修し続けていくことを意味しています。
もうお分かりでしょうが、これでは根本的な改善策とは言えません。本来、健康な髪の毛であれば、トリートメントは不要なのです。
その為に必要な栄養分を備えているのが、アミノ酸シャンプーなのです。
勿論、既に傷んでしまっている髪質を改善させるには、それ相応の時間が掛かります。アミノ酸シャンプーが作り出す理想的な髪質は、トリートメントのような即効性を求める方には、我慢が必要かもしれません。
しかし、本当に自らの髪質を改善させ、髪の内面から色艶の良い質感を取り戻そうと思うのであれば、アミノ酸シャンプーを使い続けることが、何よりの近道である事実を受け止めて下さい。